明るく・楽しく・元気に・心身共に健康に、一生一度の人生を楽しみましょう !!
師走に入り今年もあとわずかとなり、振り返ってみると色々なことがあった1年でした。
政治のごたごたが続いていましたが、高市総理大臣の就任で少し落ち着きを取り戻したように思いますが、中国との関係はなかなか好転しそうにないですね。
戦後の日中関係を勉強すると中国の主張は間違っているということに気が付くと思いますが、今の中国は習近平の独裁国家ですから、何を言っても聞く耳を持たないでしょうね。当面こんな政治情勢が政治・経済・観光業・輸出入に影響するんでしょうね。
さて
今日は最近の住宅事情についてお話ししたいと思います。
まず、
新築マンションの年収倍率が、全国平均で10倍を超えた。と言うのが日経新聞に掲載されていました。
全国平均で10.38倍ですから、夫婦共働でお互いの年収を合算しないとマンションを変えなくなってきました。バブル期前は、年収の3~5倍で購入できたので、この時と比べると今の新築マンション価格は倍以上になっているのでビックリします。
その割に
年収は増えていないので、一人(一馬力)の年収で新築マンションを購入しようとすると、たくさんの頭金を用意するか、親からお金を借りたり贈与を受けたりしなければ買えませんね。とは言え、これはあくまでも平均値ですから中央値は、もう少し低いと思います。
蒲田地区の中古マンションは、築10~20年前後で7~8千万円、築30~50年以上で4~5千万円ですから、庶民には手が届きにくい価格になってきました。
そんなわけで
購入される方は、頭金を持ちペアローンを組める方に絞られ、賃貸を選択する方が増えてきました。
こんな事情から
国交省は「残価設定型住宅ローン」で住宅を購入できるようにしよう、ということで準備を始めました。
「残価設定型」は、既に車やスマホを購入する時に利用されている方法です。
具体的には、
将来の売却を前提に売却想定額「残価」を決め、この分は返済不要とします。借主は、購入価格からこの残価を引いた価格分のみ返済することになりますが、利息は残価を含む総借入金額にかかりますので、その負担は重くなります。
将来
買換や売却する場合、借主は住宅を売却して住宅ローンの残額を返済しますが、売却しても残価を下回る場合は、住宅金融支援機構の保険で損出をカバーできるように準備しております。
また、
住宅金融支援機構が提供するフラット35も従来の融資限度額8千万円から1億2千万円に増やすように準備をはじめました。
住宅の高騰に伴い、金融機関は住宅ローンの借入期間を従来の35年から40年~50年に延ばす金融機関もでできており、なかには2世代住宅ローンで対応する金融機関も増えてきました。
このように
住宅価格の高騰に伴い、国も金融機関も購入の手助けをする方法を用意しだしました。
私の若いころは、年収の3~4倍で新築マンションを購入でき、借入期間は25年でした。インフレ時代でしたから給料は毎年上がっていく一方でインフレ時代は借金の価値は相対的に低下していくので、25年を待たずに住宅ローン完済する人もたくさんいました。
この時代は、100万円預金して10年たつと200万円になるインフレ時代でしたから住宅ローンを払えなくなる人もほとんどいませんでした。
今は、デフレ低金利が約30年続いた後、インフレと金利のある世界に突入しましたので、住宅ローンの返済に支障をきたす人が出でくるのではないかと心配しております。
万が一
返済に支障をきたすようになったら、すぐに金融機関に相談しリスケ(り・スケジュール)などの手続きを取ることをお勧めします。
あるいは、条件変更をお願いして返済条件を今の収入に合ったものに見直ししましょう。
相談は、融資の内情を知っている元銀行員に相談する方が適切なアドバイスを受けられますので、念のため。勿論、私に相談していただいても結構でございます。
今日はここまで
わからないことは悩まず『お金を払って、プロに相談すること』
相談は『face to face &heart to heart !!』を基に『Cool Head & Warm Heart !!』で『お客様の利益最優先』に行っています。
皆様からの『ご相談』をお待ちしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆
FPせいの ファイナンシャルプランナー 清野 晃
電 話 : 080-2152-3335
勤務先 : 清原エフピー株式会社
メール : seino@fp-seino.com
HPはHome – 大田区蒲田のFPせいの
メルマガは下記アドレスからご覧ください
http://www.mag2.com/m/0001310251.HTML
日本FP協会「相談できるFPを探す」も見てください
会員ホームページ(Myページ) | 日本FP協会 (jafp.or.jp)
☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆―☆


