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Tさんご夫婦が、昨年末「マイホームが欲しいんですけど、今の収入で買えますか ?」と相談にきました。
いつも通り「個人情報保護方針」を説明した後「秘密保持契約書」に署名をもらい「相談シート」を記入してもらいました。
そして
世間話をしながら「どこで私の事を知ったのですか?」と尋ねたところ、日本FP協会の「相談できるFPを探す」で調べましたと、返事がありました。
「なぜFPに相談しようと思ったのですか ? 」と尋ねたところ、役所の同僚から「不動産に詳しいFPに相談したおかげで、とても気に入ったマイホームを購入することができた」という話を聞いたので「私もそうしました」と返事がかえってきました。
日本FP協会のHPで検索してくれたお礼を言った後「相談シート」に書かれた相談に入っていきました。
ご夫婦の給料等を聞きながらザックリした生活をイメージし、生活状況を細かく伺っていきました。生活ぶりがつかめたところで本題の相談に入りました。
「今払っている家賃」から購入できる金額は、約5千万円であることがわかった一方で
ご夫婦の年収から、いくら借入できるか計算していくと約9千万円借入できることがわかりました。
しかし
今は給料が上がっているので返済に心配はありませんが、将来に渡って給料が上がるという保証は無いし、逆にある年齢から給料が下がることもあり、お子さんが誕生すると子育て費用もかかるので、無理なくゆとりを持って返済できる借入金額は5000万円であることを説明しました。
次に
どこに購入したいか ? マンションか戸建てか ? 駅から徒歩何分くらいか ? 今後の世帯構成は ? 広さは ? 間取りは ? 頭金は ? 住宅街か混在地か ? スーパーやコンビニは近くにあるか ? 学校は近いか ? 近くに病院があるか ? 近隣に欲しい生活関連施設は何か ? 等々、色々と希望があるでしょうが、それらの中から最低限譲れない条件を3~5つに絞って探すようにお話ししました。
そして
借入金額と金利、借入期間の関係、借入金額が増えると毎月返済金額が増えること、金利が上がると毎月返済金額が増えること、借入期間が短いと毎月返済金額が増えること、
逆に、
毎月返済金額が少なくなる方法等々を「住宅ローン」のレジメを使って説明しました。
加えて
マイホーム購入には、約7~10%の諸費用がかかること、保証料や手数料の計算方法、各種金利の特徴、昭和49年からの住宅ローン金利の推移等々を先程のレジメを使って説明し、「お金がたまる仕組みから、我が家に合った住宅選び」までも丁寧に説明しました。「レジメ」を進呈し後日活用するように伝えました。
また
住宅ローンの返済に心配があるなら「キャッシュフロー表」を有料(3万円)で作成することも、ご説明しました。
ここまで
Tさんご夫婦の理解を得ながらコミュニケーションを取るのに約4時間かかりました。
さすがにTさんご夫婦も疲れたようで、最初はメモを取っていましたが、時間の経過とともにその手は止まってしまいました。
知らない言葉が出るし、知らない事もたくさんあったので多分疲れたのでしょう。今日はこれでクロージングすることにし次回の面談日を決めてお開きとしました。
クロージングの確認事項として3つ
- 購入金額は、5千万円まで
- 借入期間は、35年以内
- 毎月返済額は、13万円以内(諸費用込み)を確認。
この条件でマイホームを探すことにしました。
最後に
本日の相談内容を一週間後に「ご相談結果報告」にまとめてお送りする事を伝えて終了し
相談料として11千円を頂き、次回以降相談料はかからないこと、物件の案内は無料でTさんご夫婦が気に入る物件が見つかるまで何度でもお手伝いすること、相談後会社を通じてマイホームを購入していただければ相談料をお返ししたうえ、2年間の「無料家計見直し相談」をプレゼントする事を伝えて終了しました。
それから数日後、マイホーム探しが始まりした。
この続きは、次回
今日は、ここまで
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