「 家計の管理ができません、お金もありません、だけど子供たちを医学部にいかせたいんです 」 という難しい相談。

明るく・楽しく・元気に・心身共に健康に、一生一度の人生を楽しみましょう !!

8月も終わったというのに、まだまだ猛暑が続いています。

朝晩少し涼しくなったとは言え、25度以下になることは無くエアコンなしで寝られない日々が続きそうです。

昔は、25度超えると熱帯夜と言いましたが、今は常時熱帯夜、いつまで続くのか・・・、早く熟睡できる気温になることを切に願っております。

そんな残暑真っただ中ですが、月日の経つのは早いもので今年も残すところあと4ヶ月、これから終盤に入っていきます。

残された仕事もたくさんあるので、秋から冬へ向けて「笑顔は、心と体の最良の薬だ !!」を胸に明るく、楽しく、元気に、仕事に遊びに励みたいと思います。

さて

今日の話は 「 家計の管理ができません、お金もありません、だけど子供たちを医学部にいかせたいんです 」 という難しい相談。

Hさんは、私のHPhttps://fp-seino.com/を見て、事前に相談内容をメールしてくれました。

Hさんは、お医者さんの奥様で2世帯住宅で4人暮らし。

話を聞く限り、お嬢様育ちで今も専業主婦、働いた経験もないので話の節々に、お嬢様育ちが垣間見えビックリしながらご相談を受けました。

いつも通り

「個人信用情報保護方針」を渡し「秘密保持契約書」に署名を頂き、事前に作成した「相談シート」に署名を頂いたあと、このシートに沿ってお話を伺いました。

お話を聞きましたが、問題の焦点が定まらず話があっちこっちへ飛び、聞きながら問題はどこにあるのかな ? と手探りしながら約4時間話を聞いていました。

Hさんは、約4時間「思いの丈」を話したので、心なしか心の内に貯まっていたモヤモヤが無くなり、スッキリした顔になりました。

しかし

話を聞いている方は何が問題なのか焦点を絞れず、こちらがモヤモヤすることになりました。

一通りHさんの話を聞き終わったところで、メモを見ながら一つずつ確認していくことにしました。

まずは、税金の相談。

「ご主人の税金が高いので払いたくない、何かいい方法がありませんか ?」と言う相談。

Hさんの言い分は、ご主人はお医者さんなので2千万円ほどの年収があり、税金も応分に数百万円払っています。

しかし

この税金が高すぎるので「税金を安くする方法がありませんか?」と言うのが最初の相談。

とは言え

確定申告書を持参していないので、何とも答えようがありません。そこで、所得税と住民税、社会保険料の計算方法を教え、収入に対して応分の税金を払っていることを伝えました。

そして

私は「節税方法は教えますが、脱税やごまかすことは教えません」と言い税理士に相談するようにアドバイスしました。

そう言ったところ

Hさんから、ご主人は「収入があるなら応分の税金を払うのは国民の義務としてあたりまえ」だと言っている、と言うので「ご主人はまっとうなお医者さんだと思います」と感想を伝えました。

次は、相続の相談。

実父の相続についての相談がありましたが、何の資料も持参していないので話を聞きながらセミナーで使うレジメを印刷して説明しました。

そして

不動産は、登記簿謄本や路線価図が無いとわからないので、それらを調べパソコンから必要書類をプリントアウトして、それを基に説明しました。

自宅は駅徒歩2分の好立地にあり、路線価も高い地区なのでかなりの金額になりますが、幸い実父と同居しているので小規模宅地の評価減を使えるため不動産に限れば相続税がかからないことがわかりました。

しかし

他の資産はわからないので後はお父さんとザックバランに話をして教えてもらうように伝えました。

そして

相続税の詳しいことは、税理士に相談するようにアドバイスし、セミナーのレジメをプレゼントしました。

次は、進学資金の相談。

お子さん二人の進学資金の話「二人のお子さんを医学部へ進学させるためにはいくらかかるか? 」と言う相談。

何故か二人とも、私立の医学部に行かせたいと言うので「何で私立なんですか?」と尋ねると「国立は無理だから私立しか行けないの」と言うので「そうですか」と答え、以前日本学生支援機構のスカラシップアドバイザーをしていた時のレジメにのっとり奨学金の説明を行い、その後で進学ローンの説明を行いました。

そして

奨学金は学力基準が明確になっており5段階評価で3.5以上の評価をもらわなければならない事、奨学金は学生本人が必要額を借りて、就職してから本人が返済する事。

一方

進学ローンは保護者が借りて保護者が返済する事、在学中は利息だけ支払う事もできるし据え置き期間を含めて最長30年借りられる事等々を説明しました。

この時点で、既に3時間が経過していたので家計の収支を聞いてバランスシートを作り、次回資産運用等について説明する事にして今回の相談を終えました。

次回は、お金のため方・ニーサとイデコについて・家計簿のつけ方・保険の見直し・ご主人の開業支援・銀行融資の受け方・経営の仕方等々盛り沢山の宿題が残っております。

今日は、ここまで

わからない事は悩まず 『 お金を払って、プロに相談すること 』

相談は 『 face to face & heart to heart !! 』 を基に 『 Cool Head & Warm Heart !! 』 で 『 お客様の利益最優先 』 に行っています。

皆様からの 『 ご相談 』 をお待ちしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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FPせいの ファイナンシャルプランナー 清野 晃

電 話 : 080-2152-3335

勤務先 : 清原エフピー株式会社 

メール : seino@fp-seino.com

HPはHome – 大田区蒲田のFPせいの

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